ご挨拶

会長あいさつ

「大國魂神社氏子青年崇敬会」は東京都府中市に鎮座します武蔵総社大國魂神社へご奉仕することを通じて、清く明るい社会をつくろうという青年団体です。大國魂神社を信奉する18歳以上の方でしたらどなたでも入会いただけますので、活動に興味を持たれた方はお気軽に社務所までお尋ねください。

 さて、当会は以下のような主旨のもとに活動しています。

1.大國魂神社への奉仕活動を通じて神社、神道を理解し、地域社会の発展に貢献する。
2.活動を通じて日本国民であることに誇りを持ち、郷土愛を育み、日本の伝統文化を継承する。
3.会員相互の親睦を図り友好を深め、大國魂神社を支える次世代の担い手達を育む。

私たちは青年世代の団体という事もあり「行動すること」を大切に、年間を通じて様々な奉仕活動を行っています。一例を上げますと、毎奇数月の月末日曜日に行っております「境内清掃活動」は神道における「清浄」を体現する、重要な活動だと考えています。境内をきれいにすることを通して、会員は自分たちの心の在り方や暮らし方自体を整える機会としています。
 6月に行われる夏越の大祓には、会の発足時より「厄除けの茅の輪」を奉納しています。「私たちが崇敬する大國魂神社にふさわしい、日本一の茅の輪を奉納しよう」という先輩方の熱心な想いを受け継ぎ、会員それぞれの得意な技術を持ち寄って、現在は直径3.6メートルを超える大きな茅の輪を奉納しています。ご参拝の折には、半年の穢れを祓い清める茅の輪をどうぞお潜りください。
 また当会は戦後70年を機に、大國魂神社の御霊を分祀した軍艦である「軽巡洋艦多摩」のご遺族の方々をお探しして「軍艦多摩顕彰会」を発足、戦歿者慰霊祭を斎行するお手伝いを行いました。軍艦名である「多摩」とは府中市を流れる多摩川にちなんで命名されたそうです。以後、毎年9月24日に行われる府中市戦没者慰霊祭、10月25日に行われる軍艦多摩慰霊祭の斎行前には境内にございます忠魂碑や慰霊碑の清掃奉仕を行います。氏青活動を通じて、郷土のため、家族を守るために戦ってくださった英霊を身近に感じることが出来ました。そのことに感謝し、後世へ伝えていくことを疎かにしてはいけないと感じております。2022年10月には神社主催「軍艦多摩プラモデルコンテスト」が開催され、プラモデル製作を通じて軍艦多摩をより身近に感じて頂くことが出来ました。
私たちは神社への奉仕活動を通じて、神社や神道を身近に感じる機会を頂いています。それはすなわち、日本国の精神的土台に触れる機会だと思っています。「なぜ、これをやっているのだろう?」ということが神事にはよくあるのですが、そういった疑問を大切にし、学んだことを次の世代へ伝えていくことが大事だと考えています。常若(とこわか)という日本の精神性を表す言葉がありますが、当会は常に若々しい青年が集い、奉仕を通じて世の中を良くしていこう、という意欲に溢れた会であり続けたい。そう考えております。
当会は平成15年(2003年)11月に発足し、来年度には創立20周年を迎えようとしています。ここに至るまでの歴史においては歴代諸先輩方、会員の皆様、市内外の関係団体の皆様も含め、多くの方のご支援がありました。皆様の崇敬心の深さとご協力に篤く御礼申し上げます。まだまだ若い会ではございますが、1900年続く歴史ある大國魂神社が未来永劫続く限り、共に歩み続ける青年会でありたいと考えます。
長く活動を続けていれば、コロナ禍のような感染症の世界的大流行や社会情勢の大きな変化、自然災害の発生など様々な有事が起きるかもしれません。どのような情勢下においても、「私たちに何ができるのか?」を常に考え続け、奉仕活動を続けられる団体でありたいと考えます。当会の活動にご興味を持たれた方とご一緒できますことを楽しみにしております。

大國魂神社 氏子青年崇敬会 会長 大室 元

役員名簿

名誉会長大國魂神社宮司 猿渡 昌盛
会長大室 元
副会長鎌内 義樹 川崎 元也 鎌内 愛美 田中 優輝 秋元 秀一 遠藤 充 滝島 康裕 花井 隆平 渡邉 高志
幹事塚田 隆太 佐々木 俊 神戸 裕太
会計鈴木 敬一郎 岡部 貴紀 佐野 博昭
庶務加賀谷 竹青 石阪 裕太 大井 翔太 須藤 実 本間 光貴
監査秋山 敏行 今関 紘二
事務局小松 嵩盛 北山 武潤 金山 幸弘
顧問原田 雄二 川村 英史 加藤 祐司 室井 敦 関 知之 笹本 浩二
相談役鈴木 錦治 高野 律雄 比留間 利蔵